STAUBでご飯を炊く、
2つの方法
ふっくら炊き方ガイド|定番 & 洗い米アレンジ
STAUBで炊いたご飯は、炊飯器とはひと味違うおいしさがあります。ずっしりした蓋の重みが蒸気を逃さず、鋳鉄の蓄熱性がじっくり米に火を通してくれる。それだけで、ツヤのある甘いご飯が炊き上がります。
今回は2通りの炊き方を紹介します。「浸水あり」のスタンダードな方法。もうひとつは、料理研究家・土井善晴先生の「洗い米」の考え方をSTAUBに取り入れた方法です。私は最近もっぱらこちらを愛用しています。
スタンダードな炊き方(浸水あり)
浸水してしっかり吸水させてから炊く、オーソドックスな方法。失敗しにくく、STAUBを初めて使う方にもおすすめです。
材料(約4人分)
- 米 2合
- 水 360ml
- 米を研いで浸水する
軽く洗ったあと10分ほど浸水し、その後しっかり水気を切ります。 - 鍋に米と水を入れ、フタをせずに中火にかけます。
じわじわ温度が上がることでお米の甘みが引き出されます。 - 沸騰したらひと混ぜ大きめの泡が出てきたら全体をやさしく一度混ぜます。
中火で、再びぐつぐつしてきたらフタをして極弱火に切り替えます。 - 極弱火フタをして10分 → 火を止めて蒸らし10分
極弱火で約10分加熱。火を止めたらそのまま10分蒸らして完成です。
STAUBの蓄熱性で、短時間でもしっかり芯まで火が通り、ふっくら炊き上がります。火が強すぎると焦げやすいので、極弱火への切り替えを忘れずに。
土井善晴先生の「洗い米」アレンジ
料理研究家・土井善晴先生の「洗い米」の考え方をSTAUBに取り入れた方法。米を洗ってザルに上げ、吸水させた状態を作ってから炊きます。炊くときは新しい水を加えてすぐ火にかけるのがポイントです。私が最近愛用している炊き方です。
洗い米を作る
- 米を計って研ぐ炊く前に米を計量。最初のすすぎは手早く行い、水が澄むまで数回洗います。
- ザルに上げて30〜40分置くしっかり水を切ったら、ザルの真ん中を少しくぼませ、そのまま30〜40分ほど置きます。この間に米が適度に吸水します。
STAUBで炊く
- 洗い米と同量の水をSTAUBに入れる鍋に洗い米を移し、米と同量の水(2合なら約360ml)を加えます。浸水は不要。水を入れたらすぐ火にかけます。
- フタずらしておき、中火でしっかり沸騰させます。
- 極弱火に落として炊く。
- 火を止めて10〜15分蒸らす。
| 米の量 | 水加減 | 弱火で炊く時間 | 蒸らし |
|---|---|---|---|
| 2合 | 約360ml | 10分前後 | 10〜15分 |
| 3合 | 約540ml | 12分前後 | 10〜15分 |
| 4合 | 約720ml | 14分前後 | 10〜15分 |
洗い米のポイント
「浸水」ではなく「ザルで吸水」がこの方法の肝。ザルに上げたまま置くことで、米が適度に水分を含みながら表面はサラッとした状態になります。
冬場や古米で硬さが気になるときは、ザルに置く時間を少し長めに(45〜50分)調整するとうまくいきます。計量は洗う前の乾いた状態で行うのがおすすめです。
STAUBのサイズ別 炊飯量の目安
ピコやワナベで炊く場合。サイズ選びで迷ったら、これを参考にしてください。
| モデル・サイズ | 向く炊飯量 | ひとこと |
|---|---|---|
| ピコ・ラウンド 16cm | 1〜1.5合 | 少量炊き向き。2合はやや窮屈になりやすい |
| ピコ・ラウンド 18cm | 2合 | 2合炊きの定番サイズ。扱いやすい |
| ピコ・ラウンド 20cm | 3合 | 3合炊きにちょうどよく、汎用性も高い |
| ピコ・ラウンド 22cm | 4合 | 4合を炊くなら安心感がある |
| ピコ・ラウンド 24cm | 4〜5合 | まとめ炊きしたいときに |
| Wa-NABE S | 1〜2合 | 少人数向き。コンパクトで使いやすい |
| Wa-NABE M | 2〜3合 | 2〜3合の普段炊きに向いている |
| Wa-NABE L | 3〜4合 | 3合以上を炊きたいときに |
選び方のコツ
2合なら18cmラウンドかWa-NABE S/M、3合なら20cmラウンドかWa-NABE M、4合なら22cmラウンドかWa-NABE Lが目安。少量なら Wa-NABE、標準的なまとめ炊きならピコ・ラウンドが選びやすいです。
「洗い米」の考え方を知ってから、ご飯を炊くのがさらに楽しくなりました。前の晩に洗い米を作っておけば、翌朝はSTAUBに入れて火にかけるだけ。シンプルなのに、仕上がりがしっかりおいしい。
STAUBは炊飯器と違って、炊いている間の音や香りも楽しめます。蒸らしが終わったフタを開けた瞬間のふわっとした湯気と、ツヤツヤのご飯。この瞬間のために炊いているといっても過言ではないかもしれません。
ぜひどちらの方法も試してみてください。
こんな仕上がりになったら、ここを見直して
ツヤのないご飯になってしまったという経験談をいただいて、原因を一緒に振り返ってみました。思い当たる方はぜひ参考にしてみてください。
沸騰が足りなかった
「ブクブク」がしっかり出る前にフタをしてしまうと、芯まで火が通りにくくなります。大きな泡がしっかり出てから弱火に切り替えるのがポイントです。
弱火が弱すぎた
弱火にしたあとも、鍋の中で対流が起きている状態をキープするのが大切。火を絞りすぎると加熱が止まってしまいます。ごく弱い炎でOKですが、弱くなりすぎないよう気を付けてください。
この2点を見直したら、ツヤツヤに仕上がったと報告いただけました🥰 同じ悩みを持っている方の参考になれば嬉しいです。

